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学校でのSNS利用、米教育関係者に賛否両論(上)

2014/09/30

Matt Kapko CIO

 米国では9月から新学年が始まる。昔はこの時期の準備というと、文房具店に出かけていって、鉛筆、紙、スパイラルノートなどを買い込んだものだった。しかし今では、特に高校生や大学生ともなると、そうしたアナログ文具に費やす時間はほとんどなく、また興味も示さない。ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォンなどのモバイルデバイスがあるからだ。

 学生がモバイルデバイスを手にすると、可能性と知識の扉が大きく広がる一方で、集中力を削がれる原因にもなる。特に、Facebook、Twitter、Snapchatなど、各種ソーシャルメディアを利用している場合はなおさらだ。授業の最中でも、学生はついそちらが気になってしまう。

 学校運営者や教師の中には、教室でのモバイルデバイスの利用を全面的に禁止するという強硬策に出る人もいる。その一方で、学生の悪癖を断ち、生産的な用途でモバイルデバイスを活用するよう教育するうえで、教室は申し分のない環境だという考え方の人もいる。

 広報とソーシャルメディアを専門とするクリーブランド州立大学のKathleen Stansberry助教授は、CIO.comの取材に対して次のような回答を寄せた。「私が教員として直面している最大の難問は、学生がソーシャルメディアを道具ではなく玩具として利用していることだ。

 世間では、インタラクティブなメディアとともに育ってきたミレニアル世代はソーシャルメディアに精通しているはずだという思い込みが多く見られる。確かに学生たちは、Facebook やTwitterといったサイトで使われているテクノロジーの操作方法は知っている。だが、職業人や個人としての目標、あるいは組織の目標を達成する上で必要となるソーシャルメディアの使い方の戦略については理解していない」

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