米グーグルは2018年1月9日(現地時間)から米ラスベガスで開催された「CES 2018」にブースを出展し、音声アシスタント「Googleアシスタント」に対応した製品を一挙展示した(写真1)。

写真1●CES 2018のグーグルブース
写真1●CES 2018のグーグルブース
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 新製品としては、IoT機器向けのAndroidプラットフォーム「Android Things」を搭載したスマートディスプレイやスマートスピーカーが注目を浴びた。

Googleアシスタント対応製品を一挙展示

 Googleアシスタントに呼びかけるウェイクワードとして、当初は「OK Google」が使われていたが、CES 2018では2017年後半から対応を進めてきた「Hey Google」を前面に押し出した。日本語版では「ねぇ グーグル」を利用できるように、英語圏ではより気軽に呼べるニュアンスがあるという。

 CES会期中はラスベガス市内の至るところに「Hey Google」の広告が表示されていた(写真2)。なお、従来の「OK Google」も引き続きサポートしている。

写真2●「Hey Google」ラッピングが施されたラスベガスモノレール
写真2●「Hey Google」ラッピングが施されたラスベガスモノレール
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 Googleアシスタントから操作できる機器は、グーグルによれば2018年1月時点で225社の1500機種以上が存在するという。CESのグーグルブースにはロボット型掃除機や空気清浄機などの家電製品、電球、サーモスタット、コンセントなど多数の対応製品が展示された(写真3写真4)。

写真3●家電製品もGoogleアシスタントに対応
写真3●家電製品もGoogleアシスタントに対応
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写真4●多数のGoogleアシスタント対応機器が並んだ
写真4●多数のGoogleアシスタント対応機器が並んだ
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