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スイッチ使いこなしの新常識

安価なスイッチでも障害検知が可能に

大森 敏行=日経NETWORK 2018/01/09 日経NETWORK
出典:日経NETWORK 2016年9月号pp.40-43
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 企業ネットワークの要であるLANは、パケットを転送する機器であるスイッチを組み合わせて構築する。その際には、ネットワークの規模に見合ったスイッチを選び、それらを適切に組み合わせることが重要だ。

 ところが近年、企業LANにおいて選択すべきスイッチや組み合わせ方が従来とは変わってきた。その背景には、スイッチの高機能化や低価格化がある。

 この特集では、イマドキのスイッチを使いこなすための“新常識”を4種類のネットワーク規模別に紹介する。

[画像のクリックで拡大表示]

 まず、端末の台数が50台以下程度のごく小さいLANの場合を考えてみよう。いわゆるSOHO(Small Office/Home Office)のネットワークだ。

 この規模のネットワークの“新常識”は「ローエンドのノンインテリジェントスイッチでも従来よりも高機能のLANを作れる」ということだ。

速度は1Gビット/秒が当たり前に

 こうした規模のネットワークの標準的な構成を見てみよう。端末の台数が少ないため、インターネット接続のためのルーターにアクセススイッチを直接接続する単純な構成でいいだろう。ネットワークプリンターやサーバーもアクセススイッチに接続する。コストを抑えるため、アクセススイッチにはローエンドのノンインテリジェントスイッチを使うことになる。

 こうした安価なスイッチは、従来は100BASE-Tにしか対応していなかった。ところが、最近はローエンドのスイッチでも1Gビットイーサネット(1GbE)に対応するのが当たり前になっている。特別な理由がない限り、わざわざ100BASE-Tのスイッチを使うことはない。1GbEに切り替えれば、ファイルサーバーへのアクセスなどで高速化を顕著に実感できる。

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