漁獲量の減少、漁業従事者の高齢化と後継者不足、気候変動による漁場の変化─。様々な課題に直面する日本の水産業を、ITの活用で新たな成長産業に変えようと挑む人々が現れている。IoT(インターネット・オブ・シングズ)と人工知能(AI)で「ブルーオーシャン」に漕ぎ出す取り組みに迫る。
連載
水産業のAI
目次
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ドローンでノリ養殖場を空から監視、早期に赤潮対策
海中だけでなく空からの映像を漁業に活用する動きも出てきた。佐賀県有明海漁業協同組合とIT企業のオプティムらは2017年3月から固定翼ドローンやIoTを活用してノリ養殖場を監視するシステムの実証実験を進めている。
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マグロ養殖に深層学習とIoT、与える餌の量やタイミングを最適に
九州の北西部に位置する長崎県松浦市の鷹島近海に、直径40メートルのいけすがずらりと並ぶ。総合商社双日の子会社である双日ツナファーム鷹島が運営する本マグロの養殖場だ。同社は2017年8月からIoT(インターネット・オブ・シングズ)や人工知能(AI)を活用してマグロ養殖の効率化に挑む。
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