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キーパーソンに聞く教育IT

紙のテキストやレジュメも電子書籍に、大学生協が新事業に注力

全国大学生活協同組合連合会 連帯推進部 専務理事スタッフ 岡田憲明氏

江口 悦弘=日経パソコン 2017/11/27 ITpro
出典:「日経パソコン 教育とICT」(2017年10月20日発行)p.7
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 大学生のIT活用が求められるなか、全国大学生活協同組合連合会は、学生が参加するパソコンの購買事業や電子教科書などの新事業に注力している。取り組みを専務理事スタッフの岡田憲明氏に聞いた。

(聞き手は江口 悦弘=日経パソコン)

大学生協のパソコン販売の取り組みを聞かせてください。

 大学生協には購買事業、食堂事業、書籍事業、旅行サービス事業などがあり、これらを通じて組合員である学生や教職員を支援しています。購買事業ではパソコンと関連商品を取り扱っており、BYOD(個人所有端末の持ち込み)を進める大学と、パソコンを使って勉強する学生たちの双方から支持を得てきました。

 2017年度の春は、生協がある大学の新入生約27万人に対して、8万台以上の販売実績がありました。事業の特徴は、学生の立場に立ってパソコンや関連商品を選び、しかも単に販売するだけでなく、大学生協の使命でもある学生のサポートに力を入れていることです。

全国大学生活協同組合連合会 連帯推進部 専務理事スタッフ 岡田憲明氏
撮影:稲垣 純也
[画像のクリックで拡大表示]

先輩が後輩にパソコンを教える

具体的にはどんなことですか。

 先輩の学生が自らの勉学にパソコンを活用している経験を基に、自分たちが実際にパソコンやソフトを触って機種を選定していることもその一例です。大学生協が新入生向けに販売するパソコンは、将来にわたって必要な性能や堅ろう性を持つものを選び、さらに4年間の修理保証を付けることで、大学生活を通して安心して使えるようにしています。

 レポートの作成やゼミの研究発表といった大学での利活用に加え、社会に出てからビジネスの道具としてパソコンが使えることは必須となっています。ところが、最近はキーボード操作に不慣れな新入生も少なくありません。

 そこで、大学の先輩が新入生にパソコンの操作やソフトの使い方を教えるパソコン講座を開催しています。同じ大学の先輩と後輩がパソコン講習会を通じて一緒に学び、教え合うことにより、授業だけでは得られない学生同士の一体感も生まれています。

講義に役立つ電子書籍を推進

最近は独自の電子書籍事業の「DECS」(Digital Educational Contents Support)にも力を入れていますね。

 はい。大学教育をサポートするためにDECSと呼ぶ事業を進めています。システムの導入から運用、電子教科書の販売まで大学生協が対応します。電子教科書は、出版社の本だけでなく、教員が紙やPDFで配布していた自作のテキストを電子化する方法や、講義ごとに配布していたレジュメを学生に配信する方法もあります。

 専用ビューワーを利用すれば、講義の理解に役立つさまざまな機能を利用できます。例えば、教員は学生がどのように教材を閲覧しているのかといった学習状況を把握できて好評です。学生は、教科書に出てきた単語をすぐさま電子辞書で調べたり、コメントやマーカーを付けたりできます。しかも、そうしたコメントなどをユーザーが共有することで授業への参加意欲を高めることも可能です。

 既に電子教科書を活用している先生方の意見を聞きながら、よりスピーディーに検索、閲覧しやすくするなどシステムを改善していきたいと考えています。

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