2017年10月、「みちびき(準天頂衛星システム)」の4号機が打ち上げられた。「日本版GPS」とも呼ばれるこの衛星システムの特徴は、使い方によって誤差数cmの測位を実現できるという精度の高さだ。2018年には、測位の正式サービスが始まる。みちびきがITの活用をどう牽引し、高めていくのかを各業種の研究事例とともに見ていこう。