Androidスマートフォン(スマホ)やタブレットを使っていると、どうしてもiPhoneやiPadと比べてしまう。「iPhoneならできるのに…」と思うわけだ。
僕は常にiPhoneとAndroidスマホを持ち歩いている。だからこそ感じるイライラや物足りなさ、そしてその解消法を探っていこう。
iMovieやKeynoteの代役が必要になる
Androidアプリは、最近ずいぶんこなれてきた。メジャーなアプリならiPhoneとAndroid両方に対応するようになっている。
だが残念なことに、「iMovie」や「Keynote」のようなApple製のアプリは、Androidでは使えない。「何を今さら」という方が多いと思うのだが、ちょっと逆に考えてみてほしい。Google製のアプリはほとんどがiPhoneで使えるようになっている。Googleマップはもとより、GoogleスプレッドシートやKeep、Google翻訳なども、iPhoneで使える。もちろん、事業モデルが異なる点は理解しているつもりだが、それにしてもと思う。
ビデオ編集ではiMovieが抜群に便利だし、音楽好きの人はGarageBandが使いやすいという。しかし、どちらもAndroidでは使えない。
僕は代替として、ビデオ編集では「Magisto」というアプリを利用している。また、GarageBand代わりには「Walk Band」というアプリが良さそうだ。ただこちらは、そもそも僕は音楽制作が得意ではないので、本格派の人は意見が異なるかもしれない。
KeynoteやPagesの代わりには、Microsoft Officeを使うのが賢明だろう。でもどれを使っても、iPhoneでの使い勝手には敵わない。完全無料でもない。Androidアプリも、もっと頑張ってほしいところだ。