情報システムの構築で作成する「設計書」が様変わりしている。業務フローやデータ定義書、画面遷移図といった従来の設計書の書き方では、業務部門を加えた多くの関係者が理解しにくい上に、頻繁に発生する変更にも対応しづらいからだ。

 そんな中、現場の技術者が工夫して新たな設計書を作り上げる動きが出てきた。この特集では、その中から「すごい設計書」と呼べる事例を実際のサンプルとともに紹介しよう。