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NTTデータ 常識破りの海外戦略

NTTデータがマーケ責任者に外国人を初登用、組織再編で海外事業強化を急ぐ

岡田 薫=日経コンピュータ 2017/12/01 日経コンピュータ

 NTTデータがグローバル案件として成功体験を持つのが独フォルクスワーゲン(VW)や独ダイムラーだ。こうしたグローバル企業の顧客をさらに増やすためには、世界のどこでも均質なITサービスを提供できる必要がある。

 グローバルIT企業の定石に従い、NTTデータは2014年から開発方法論の統合を進めてきた。海外各社の方法論の強みを「いいとこ取り」して、システム開発の進め方だけでなく、プロジェクト管理の手法まで含めて統合する施策だ。

 3年をかけて2017年5月に新たな開発方法論を完成させた。名付けて「NTT DATA CoRe」。グローバルマーケティング本部長を務めるロブ・ラスムッセン氏は「全ての海外子会社に使ってもらう前提で展開中だ」と話す。

 システムインテグレーション(SI)だけでなく、アプリケーション開発、パッケージ導入、アプリケーション保守を請け負う「アプリケーション・マネジメント・アウトソーシング(AMO)」などの手順を標準化。開発手法はウォータフォール型に加えてアジャイル型も使えるようにした。

 開発方法論をCoReに一本化したことによって、世界の技術者が共同作業しやすくなった。全世界で人材リソースを共有できるので技術者の稼働率を引き上げやすくもなる。

 成功事例やノウハウを世界で共有しやすくなったのもメリットの1つだ。日本の品質管理やドイツの大規模アジャイル開発といった成功事例を共有し、その他の地域で活用できる。

 グローバル案件が増えればNTTデータ内の連携が促進され、さらに次のグローバル案件を取りやすくなる。方法論の一本化で成長に向け好循環を描けるとにらむ。

グローバル企業として成長するためのシナリオ
各国・地域で「和」を基に強くなる
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