システムの新しいユーザーインタフェース(UI)として、「対話」に注目が集まっている。スマートスピーカーやAIを取り入れたチャットボットだ。例えば2017年10月には米グーグルとLINEがそれぞれスマートスピーカーを国内で発売した。
なぜ今、盛り上がっているのだろうか。また、どんな技術を組み合わせてシステムを構築するのか。活用する現場への取材と、実際にシステムを構築したITエンジニアの解説で実像を明らかにする。
システムの新しいユーザーインタフェース(UI)として、「対話」に注目が集まっている。スマートスピーカーやAIを取り入れたチャットボットだ。例えば2017年10月には米グーグルとLINEがそれぞれスマートスピーカーを国内で発売した。
なぜ今、盛り上がっているのだろうか。また、どんな技術を組み合わせてシステムを構築するのか。活用する現場への取材と、実際にシステムを構築したITエンジニアの解説で実像を明らかにする。
スマートスピーカーなど、音声をUIに活用してシステムを構築する場合は、AIチャットボットには無い可能性が開けてくる。一方、音声ならではの制約もある。スマートスピーカーとAIチャットボットの違いを押さえよう。
スマートスピーカーやチャットボットのバックエンドの仕組みを全て自前で作ろうとするのは非効率だ。便利なサービスやフレームワークが既に多数登場している。
スマートスピーカーやAIチャットボットなどを活用するシステムを一般に「対話システム」と呼ぶ。対話システムは、実は大きく二つのタイプに分かれる。「タスク指向対話」のシステムと「非タスク指向対話」のシステムである。
システムの新しいユーザーインタフェース(UI)として、スマートスピーカーやAIを取り入れたチャットボットに注目が集まっている。注目が集まる背景は2つある。エンドユーザーが操作に慣れていることと、人工知能の進化だ。