みなさん、モバイルしていますか?ITproで連載「モバイルライフ応援日記」を担当している伊藤浩一です。

 日本で発売された最初のiPhoneである「iPhone 3G」から歴代、iPhoneを愛用しています。今年はiPhone 8/8 PlusとiPhone Xが発表されましたが、筆者はiPhone 10周年記念モデルであるiPhone Xを入手しました。

 iPhone Xと言えば、まず目を引くのは、全画面ディスプレイ。上下左右ともに峡額縁の5.8インチディスプレイは、まさに手のひらの中にディスプレイだけがあるかのような不思議な感覚になります。これに慣れてしまうと、他のiPhoneの画面が狭く感じるようになってしまいます。

iPhone Xの全画面ディスプレイ
iPhone Xの全画面ディスプレイ
(撮影:伊藤 浩一、以下同じ)
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 機能面での大きな特徴は、Face IDでしょう。本体を持ち上げると、自然に電源が入りますので、ディスプレイに顔を近づけるだけでロックが外れます。

 このFace IDの感覚は新鮮です。今までは「iPhoneを使うぞ!」と気合いを入れて、PINコードを入れたりホームボタンの指紋認証装置を使ったりしてロックを外していました。これがiPhone Xであれば、iPhoneがユーザーを認識してスーッとロックが外れる感じです。まるで、iPhoneから「ようこそ」と言われているような感覚です。また、ロック画面に表示されるメールやメッセージも、Face IDで認証されないと中身が表示されない、という細やかな配慮が嬉しいです。

Face IDの設定画面
Face IDの設定画面
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