「iPhone 8」発売から遅れること3週間、ようやく「iPhone X」が発売された。発売日に入手し、1週間ほど使っている。
顔認証システムの「Face ID」と、ホームボタンが廃止されたことによるUI(ユーザー・インタフェース)の変更が、使い勝手にどれだけ影響するかが気になっていた。しかし、それも本体を手に入れないことには始まらない。
iPhone Xは初回の出荷数が歴代iPhoneの中でも少ないと噂され、発売日に入手するための予約合戦は、熾烈を極めるとの予想だった。
筆者はいつものようにApple StoreのWebサイトに予約開始直後からアクセス。ページがちゃんと表示されるまでは数分かかったが、その後は希望のモデルをスムーズに予約できた。配達予定日は発売日である「2017/11/3」と表示され、ひと安心。
すぐにTwitterのタイムラインを見ると、配達予定日が「11/14~21」だったという購入者のツイートが流れており、予約開始15分後には「5~6週」になっていた。
本原稿執筆時点でApple Storeで確認したところ、全てのモデルの出荷日は「3~4週間」となっており、在庫状況は改善されているようだ。予約時に配達予定日が「11/14~21」と表示された場合でも11/3に届いた、との報告もある。
感覚的には、昨年のiPhone 7で出荷数が少ないと言われていた新色の「ジェットブラック」よりも手に入れやすい状況に思える。