LPWA(ローパワー・ワイドエリア)の商用化に向けた動きが加速している。携帯大手3社は2018年春にもLTE派生の「セルラーLPWA」を展開、ソニーもノイズに強く高速移動中の通信が可能な独自規格を開発し、2018年の商用化を目指している。IoT(インターネット・オブ・シングズ)向けとして注目を集める新たな格安通信サービスの最新動向を追った。
連載
広がるLPWA
目次
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IoTを全国に展開しやすく、通信大手3社が2018年春にもセルラーLPWA
NTTドコモとKDDI、ソフトバンクの携帯大手3社は、LoRa方式のLPWAとセルラーLPWAと総称されるLTE派生の複数の方式を提供する方針だ。さらにKDDIは関係が深いKCCSのSigfoxも取り扱う。
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LPWAの規格とサービス事業者の関係、増えるSigfoxの引き合い
無線通信規格「Sigfox」の商用サービスを2017年2月に始めた京セラコミュニケーションシステム(KCCS)。端末から基地局へ信号を送信する際に必要なRFモジュールが世界的に値下がりしたことで、Sigfoxに対応する端末の開発が加速しているという。
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方式が乱立するLPWA、異彩を放つソニー
方式が乱立するLPWAの中で異彩を放つのは、ソニーが2018年に提供を予定する独自方式のLPWAだ。ソニー規格の特徴は、長距離通信や高速移動中の通信に強い点だ。
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