大勢の生徒の前で、先生が授業を進める──。江戸時代の藩校や寺子屋から約300年続く学び舎の風景がデジタルで激変しつつある。先端ITを教育に活用するEdTech(エドテック)の導入が相次いでいるのだ。新たな教育現場で教師役を務めるのはデジタル教材。生徒は自分のペースで学習し、人間の教師は主にサポートを担う。教育の質向上に加えて、教師不足への対応にも期待がかかる。EdTech活用に挑む教育現場の今を追った。