ビービーシステムは、2017年10月13日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2017」に、会議室の空き状況をリアルタイムに把握するサービス「ResourceLook Online」を展示している。安価なタブレットでも利用可能で、構築費用を抑えられるのが特徴だ。

Office 365やExchange Serverの設備予約機能を拡張する「ResourceLook Online」サービスのデモシステム。入口脇のタブレット(写真左)を入退室時に操作して空き状況を共有。集中管理用の端末(同右)で一括管理できる
Office 365やExchange Serverの設備予約機能を拡張する「ResourceLook Online」サービスのデモシステム。入口脇のタブレット(写真左)を入退室時に操作して空き状況を共有。集中管理用の端末(同右)で一括管理できる
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 ResourceLook Onlineは、Microsoft Office 365のExchange Onlineサービス、またはExchange Serverの設備予約機能と連携。タブレットやスマートフォン、PCなどのWebブラウザーをクライアント端末に使う。

 会議室の入り口付近にインターネットにアクセス可能な端末を置き、ResourceLook Onlineの画面で即時予約や予約のチェックイン操作を実施。会議の終了時に退室操作をすることで、予約だけが入った会議室の数や時間帯などを集計・把握できる。

会議室の入室時に利用登録
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退室時は終了ボタンを押す
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 9月27日にサービスを始めた「集中制御端末機能」は、会議室の予約状況を一覧・管理できる機能。社屋の玄関などへの設置を想定する。

 価格は5会議室までは月額1万5000円、6会議室以上は1会議室当たり3000円から、集中制御端末機能は5万円(いずれも税別)となっている。