ネットプロテクションズは東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2017」で、「NP掛け払い」などの決済業務代行サービスを紹介している。

NP掛け払いは請求書の発行から回収をアウトソースする
NP掛け払いは請求書の発行から回収をアウトソースする
(撮影:林 徹)
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 同社が提供する決済業務代行サービスには、NP掛け払いのほかに、NP後払い、NP後払いAirがある。NP掛け払いは、請求書を送る作業など企業間の決済業務を代行するサービスだ。

 説明員は、「NP掛け払いを利用すれば、請求書発行や督促などの業務負担が減り、本来の仕事に専念できる働き方改革に結びつく」と説明する。また新規取引を始めるとき、相手先企業を事前調査しなくても与信が可能。与信通過率は実績ベースで約98%。

 2017年6月から提供を開始したB2C向けの決済サービス「atone」も紹介している。通販サイトでatoneを採用すれば、利用者はスマホのみで買い物ができ、支払いは翌月まとめてコンビニでの支払いになる。サービス事業者には、リアルタイムの与信審査で未収リスクがなく、決済手数料が1.9%+30円とクレジットカードよりも安いというメリットがある。このサービスは、決済から支払いまで60日以内の「マンスリークリア」なので割賦販売法の規制を受けない。

 同社の提供する決済業務代行サービスの土台となっているのは、独自の与信審査。15年の実績があり、情報が蓄積されているところに強みがあるという。

■変更履歴
記事公開当初、一部のサービス名とその説明に間違いがありました。本文は修正済みです。お詫びして訂正します。[2017/10/25 13:00]