アルファーテックは2017年10月13日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2017」で、クラウド型Web会議システム「VM2@alpha」と最大100拠点程度までの同時接続が可能なWeb会議システム「VML@alpha」を出展している。

 VM2@alphaは、Intenet Explorer 9以上、Firefox 38以上、Safari 7以上とChromeの最新版に対応し、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などマルチデバイスで利用可能はクラウド型のWeb会議システムである。発言者の音声をテキストに自動変換して記録する自動音声入力機能を備える。

来場者はデモマシンで「VM2@alpha」の立ち上げから会議を始めるまでの操作を把握できる
来場者はデモマシンで「VM2@alpha」の立ち上げから会議を始めるまでの操作を把握できる
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 ブースの担当者によると「発言内容が長い場合でも句読点などを自動認識して、適当な長さの文章に区切ってテキストで記録していく」という。文章には発言者と発言日時も記録されるため、「簡易版の議事録として利用したり、会議で聞き漏らしたところをテキストで確認したりすることができる」(担当者)という。

 導入費用は初期費用が20万円(税別)で、1ライセンスにつき月額7500円(税別)。同社の場合、ライセンス数を「同時接続数」でカウントする。つまり、「5ライセンスとは5人が同時に接続できるということ。使う人が社内の誰でも取引先の人でもかまわない」(担当者)。

 5ライセンスを契約しておけば、例えば「午前中に営業部の5人で、午後は在宅勤務の2名と取引先1名、営業部2名で」といった使い方が可能だ。「インターネットの接続環境とブラウザさえあれば、ライセンス数の範囲内でいつでもどこでもWeb会議を始められる。柔軟性の高いシステムだ」(担当者)という。

ブースには「VML@alpha」の使い方を体験できるデモマシンも
ブースには「VML@alpha」の使い方を体験できるデモマシンも
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 一方、VML@alphaは海外を含めて最大で24人、最大100拠点程度までの同時接続が可能なWeb会議システムだ。グローバル展開している企業や教育機関(学校)などでの導入実績があるという。「東南アジアの拠点を含め国内外30~50拠点で利用されているケースもある」(担当者)。

アルファーテックが24拠点同時接続をしたときの様子も動画で紹介
アルファーテックが24拠点同時接続をしたときの様子も動画で紹介
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 海外で接続検証実績のある国・地域は、中国、ベトナム、インド、韓国、ケニア、南アフリカ、メキシコ、コロンビア、アルゼンチン、ブラジルなど35カ国・地域以上。「繋がりにくいとされるアジア、アフリカ、中南米でも接続実証実績がある」(担当者)。さらに「発言権制御」機能や会議の「録音・録画」機能を備えている。

 VML@alphaの導入費用は初期費用が20万円(税別)で、1ライセンスにつき月額8500円(税別)。ライセンスのカウントの仕方はVM2@alphaと同様である。