2017年10月11日から東京ビッグサイトで始まった「ITpro EXPO 2017」。日本マイクロソフトは自社のブースで、タブレット型やデスクトップ型など様々な形態の端末からなる「Microsoft Surface」シリーズを展示している。

「Microsoft Surface」シリーズを紹介する日本マイクロソフトの展示ブース
「Microsoft Surface」シリーズを紹介する日本マイクロソフトの展示ブース
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 ブースには、タブレット型の「Microsoft Surface Pro」、デスクトップ型の「Microsoft Surface Studio」、ノートパソコン型の「Microsoft Surface Laptop」などのほか、会議での用途を想定した大画面ディスプレイを備える端末「Microsoft Surface Hub」を配置。ワークスタイル変革につながる様々な形態の端末を提案している。

 ブースの特徴は、Microsoft Surface Hubを使ってSurfaceシリーズを紹介するセミナーだ。1回10分のセミナーを、1日20回以上実施している。「時間がない方にもSurfaceシリーズをすぐに理解してもらえるよう工夫を凝らした。セミナーで興味を持った方は、併設したSurfaceシリーズの展示スペースで実機を試せるようにしている」と日本マイクロソフトの担当者は説明する。

 セミナーでは主に、ディスプレイ幅が2メートルもある84型(インチ)のSurface Hubを使って行う。特に注目を集めていたのが、Surface Hubの活用に関するセミナーだ。

 Surface Hubのセミナーでは、ホワイトボードのように専用ペンで書き込みができることを紹介。加えて、統合コミュニケーションサービスである「Microsoft Skype for Business」、オフィスソフトの「Microsoft Office」、ビジネス分析ツールの「Microsoft Power BI」といった他の製品と組み合わせて活用法も示された。

 セミナー用スペースには55型のSurface Hubも併設。84型のものと連携して、遠隔地から会議に参加しているメンバーたちの映像を見たり、説明資料を共有したりしながら、会議ができることを、説明員は解説していく。

 ホワイトボードの機能では、手書きの四角形を認識して表の枠線に自動変換したり、表のカラムに書き込んだ文字数に合わせて、カラムの幅が自動的に変わったりすることを紹介。ミーティングをスムーズに進める機能が備わっていることをアピールしていた。