ピーエスシーは2017年10月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2017」で、Office 365やG Suiteに追加し、それらの機能を手軽に利用できるようにするアドオンシステム「Coo Kai(クーカイ)」を展示する。

Coo Kaiは、一般的なブラウザ画面から各種の機能を利用できる
Coo Kaiは、一般的なブラウザ画面から各種の機能を利用できる
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 Coo Kaiは、Office 365やG Suiteのユーザーがこれらをベースとしたグループウェアを構築できるようにするクラウドサービスだ。Office 365やG Suiteにもコミュニケーションやデータ共有などに向けたツールは用意されているが、これらを使いこなすにはそれなりのノウハウが必要。ピーエスシーが提供するCoo Kaiは、このハードルを下げ、手軽にグループウエアの機能を利用する環境を提供している。

ピーエスシー Cloud App事業部 執行役員本部長の福田勝巳氏
ピーエスシー Cloud App事業部 執行役員本部長の福田勝巳氏
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 Coo Kaiが対応しているのは、掲示板やカレンダー、ワークフロー管理といった機能だ。Coo Kaiの機能としてこれらを合計19種類用意している。また、運用支援のサービスも提供する。

 ピーエスシー Cloud App事業部 執行役員本部長の福田勝巳氏は、Coo Kaiを利用すると、例えばクライアントや案件ごとに会議室の利用状況や作業の集計管理ができ、より効率的な時間やコストの使い方が可能になると話す。既に80万IDを超える導入実績があるという。

 ピーエスシーは、このほかセキュリティ製品の「PSC SECURITY」と資産運用サービスの「Perfect Finder」を展示する。グループウエア、資産管理、セキュリティーの3つの方向から企業のIT構成を考える提案をしていくという。