データセンター(DC)事業者の青い森クラウドベースは2017年10月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2017」で、クラウド上で利用できる超高速開発ツールやIoT(インターネット・オブ・シングズ)を使ったシステム構築向けのクラウドサービスなどを展示している。

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 青い森クラウドベースは青森県でDCを運営している。機器の冷却に有利な寒冷地であることを生かし、ハウジングサービスやクラウドサービスなどを提供する。

 ブースでは10月10日に提供を開始した、クラウド環境で利用できる超高速開発ツール「Wagby on 青い森クラウドベース」を展示している。Wagbyはコードの記述が不要なノンプログラミングで業務アプリを開発できるツール。利用料金は月額2万7840円(税別)から。

 Wagby on 青い森クラウドベースは、青い森クラウドベースおよびシステム開発をそれぞれ手がけるソフトウェア・パートナー、エルバーラ・スイスの3社が共同で提供している。

 このほか10月3日に提供を開始した「WebGIS-AI IoT プラットフォームサービス」も展示している。IoTのデータ加工機能や分析のダッシュボードなどを持つ複数のアプリケーションで構成する。IoT機器からデータを収集して蓄積するシステムの構築サービスも提供する。参考料金は月額40万円(税別)から。