フィッシングメールやウイルスメールといった、送信者をなりすます迷惑メールが後を絶たない。SPFやDKIMといった、なりすましを見抜くための技術である送信ドメイン認証の普及が進んでいるが、これらだけでは不十分だ。
そこで登場した新技術が「DMARC」だ。企業がDMARCを導入すれば、自社の社員や自社サービスの利用者などをなりすましメールから守れる。自社から送るメールの信頼性も高められる。
本特集では、DMARCの仕組みと有効性を徹底解説する。
フィッシングメールやウイルスメールといった、送信者をなりすます迷惑メールが後を絶たない。SPFやDKIMといった、なりすましを見抜くための技術である送信ドメイン認証の普及が進んでいるが、これらだけでは不十分だ。
そこで登場した新技術が「DMARC」だ。企業がDMARCを導入すれば、自社の社員や自社サービスの利用者などをなりすましメールから守れる。自社から送るメールの信頼性も高められる。
本特集では、DMARCの仕組みと有効性を徹底解説する。
なりすましメール対策に有効なDMARCだが普及は進んでいない。原因は「認知度不足」。技術的な対応は難しくないが、知られていないため導入されていない。
送信ドメイン認証のSPFとDKIMの普及が進んでいるが、これらだけでは不十分なケースがある。DMARCを利用すれば、SPF/DKIMの弱点を補えるとともに、新たな認証の仕組みを導入できる。
フィッシングメールやウイルスメールを防ぐ技術として効果的なのが、送信ドメイン認証だ。現在普及している送信ドメイン認証は、SPFとDKIMである。これらの仕組みを解説する。
迷惑メールは、インターネットを流れるメールの4割近くを占めている。その中で、近年特に問題なのがフィッシングメールだ。フィッシングメールは『迷惑』では済まない。実害が発生している。