「FinTech(フィンテック)」は銀行やITベンチャーの取り組みであり、うちの会社には関係ない──。こんな考えを抱いている人がいたとしたら、今すぐに改めたほうがいい。
アパート賃貸業、建設業、鮮魚販売、中古車販売、印刷通販、商社。FinTechを競争力アップに生かす一般の事業会社が急増している。
受発注や代金回収、支払い、与信管理と業種を問わず、必要な基幹業務にFinTechを活用した最新事例を紹介する。
「FinTech(フィンテック)」は銀行やITベンチャーの取り組みであり、うちの会社には関係ない──。こんな考えを抱いている人がいたとしたら、今すぐに改めたほうがいい。
アパート賃貸業、建設業、鮮魚販売、中古車販売、印刷通販、商社。FinTechを競争力アップに生かす一般の事業会社が急増している。
受発注や代金回収、支払い、与信管理と業種を問わず、必要な基幹業務にFinTechを活用した最新事例を紹介する。
海外取引のハードルを一気に低くする可能性を秘めるのがブロックチェーンだ。送金コストの安い仮想通貨やデータ改ざんを防ぐ情報共有システムに役立つ技術である。ブロックチェーンが日本企業と世界の顧客をつなぐ基盤となりつつある。
「これまで代金回収に3~4人を充てていたのが不要になった」。飲食店に鮮魚を販売するEC(電子商取引)サイトを展開するスタートアップ企業、八面六臂の松田雅也社長はこう語る。
2カ月以上かかっていた取引先への入金をわずか2日に。従来の手形決済などと比べて革命的な早さで支払いを可能にするサービスが広がっている。