ディープラーニング(深層学習)の技術を使って、見る、聞く、理解する、話すといった人のような認知処理を実現するコグニティブAI(人工知能)。Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどから、学習済みですぐに使えるクラウドサービスが登場している。
そんなクラウドAIは、現時点でどこまで使いものになるのか、注意点はないのか。先行ユーザーの事例から実態を探る。
ディープラーニング(深層学習)の技術を使って、見る、聞く、理解する、話すといった人のような認知処理を実現するコグニティブAI(人工知能)。Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどから、学習済みですぐに使えるクラウドサービスが登場している。
そんなクラウドAIは、現時点でどこまで使いものになるのか、注意点はないのか。先行ユーザーの事例から実態を探る。
ナビタイムジャパン
「土地勘のない外国人観光客でも、チャットボットを使うことで行きたい場所や知りたい情報を検索できる」。ナビタイムジャパンの毛塚大輔 メディア事業部 部長は、観光ガイドアプリ「鎌倉 NAVITIME Travel」開発の狙いをこう語る。
ネット写真販売サービスを手掛ける千
「クラウドAI(人工知能)を使うことで、1万枚以上の写真から顧客が自分の子供が写ったものを1~2秒で検索できる」。ネット写真販売サービス「はいチーズ!」を手掛ける千の千葉伸明社長は、深層学習を使ったクラウドAI活用の効果をこう説明する。
博報堂
一般にディープラーニング(深層学習)を用いたAI(人工知能)を実現するには、膨大な学習用データを用意したり、開発スキルを習得したりすることが必要だ。ユーザー企業が個別に開発するのはハードルが高い。