職場では、様々なトラブルが起こるもの。最近特に多いのは、過重労働や残業代未払いなど働き方改革に関連するトラブルだ。パワハラやセクハラ、マタハラなど、コンプライアンスに関する問題も増えている。本連載では、多くのIT関連企業の労務コンサルティングを手掛ける社労士の杉本一裕氏が、職場で起こる労務トラブルの相談にお答えする。
職場のトラブル相談室
目次
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電車遅延で大遅刻、「年休使え」と言う上司はおかしい?
電車遅延による大幅な遅刻は、業務扱いとして認められるのか。電車不通でタクシーを使って出勤した場合、料金を会社が立て替えてくれるのか。ルールが曖昧なこうした事象はトラブルに発展しかねない。慣習的・場当たり的な対応では、いずれ不平・不満が噴出する可能性がある。
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丸5年の契約社員、労働契約法適用で正社員になれる?
2018年4月、2013年に改正された労働契約法がいよいよ適用になる。労働契約法改正の目玉は、有期雇用の契約社員が勤務5年を超えた場合、申し込みさえすれば無期雇用に転換できること。契約社員が多いIT業界でも影響が大きい法律だ。
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忘年会でのノートPC紛失、上司はどんな指示を出すべきか
世間では忘年会シーズン真っ盛り。だが注意しなければならないのは、会社用のノートPC紛失だ。顧客情報を漏洩したとなれば大問題。場合によっては経営陣を含めた謝罪会見となる。職場のリーダーはどうルール化し、仮にメンバーが紛失した場合にどのように指示を出すべきなのか。
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頻繁にタバコを吸いに行く上司、何とかなりませんか?
就業時間中の頻繁な喫煙。非喫煙者から見ると「休憩ばかりしている」となるようだ。中には「休憩した分を給料から差し引くべきだ」と訴える厳しい声も。今回は頻繁に喫煙ルームに行く上司に悩む部下の相談だ。
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部下からの有給休暇の申請、上司は断れる?
最近は少ないメンバーで多くの業務をこなす職場が多い。だがあるとき部下のメンバーから、長期休暇の申請があったらどう答えるか。実は会社や上司には拒否する権利はない。こんなときに知っておきたい対応策を紹介しよう。
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「セクハラされています」、若手女性SEからこんな相談を受けたら
大きな問題に至っていないケースを含めて、社内にはセクハラが存在するもの。大事なのは「当事者間の問題」として周りが見て見ぬふりをしないこと。男女雇用機会均等法の配慮義務があるリーダーは、事実確認をしっかりとし、適切な対策を講じなければならない。
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意外に知らない「残業」の定義、管理すべきは法定外残業
働き方改革の一環でメンバーの残業時間の管理を求められるリーダーは多いはず。しかし、いったい何をもって「残業が多い」と言えばいいのだろうか。実は、会社の給与明細や勤怠管理の残業時間と、過重労働の根拠となる残業時間(法定外残業)は、そもそも集計方法が異なるという意外な落とし穴がある。
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生産性が低いプログラマに、残業代を支払う必要はあるのか?
生産性が低いプログラマほど残業時間が長く、もらう給与が高くなる傾向がある。逆に生産性が高く残業が少ないプログラマは給与が低くなるという不平等。それでも生産性が低いプログラマの残業代を支払うべきなのか?特定社会保険労務士の杉本一裕氏がズバリお答えしよう。
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