「なかなか活用が進まないテレワークをどう盛り上げていくか」「コミュニケーションツールをはじめとするITの活用度を上げて、どう働き方改革につなげるか」。働き方改革を進める多くの企業が直面する典型的な課題だ。化粧品メーカーの資生堂はユニークな手法を用いて課題を乗り越え、成果を上げている。「自宅でメークしなくてもWeb会議に参加できる」といった女性社員向けのメークアプリを開発するなど、独自路線を歩む資生堂の取り組みを見ていこう。
連載
資生堂のユニークな働き方改革
目次
-
進まぬ在宅勤務を後押し、資生堂は現場トップが働き方改革にコミット
働き方改革を進める資生堂は社外でも効率的に働けるようにテレワークを導入した。当初低迷した利用者数を、各事業部門のトップによる宣言で劇的に推進させた。
-
若手が役員のメンターに、資生堂の働き方改革
働き方改革を始めるにはITリテラシーの向上が欠かせない。資生堂は一般社員だけでなく、役員にも策を講じる。若手社員を「指南役」として役員のもとに派遣し、IT活用を促す。
-
資生堂、テレワーク女子がすっぴんでWeb会議
テレワークに取り組む女性社員は、Web会議の前にメークに追われている──。働き方改革の課題を見つけた資生堂は、すっぴんのまま自宅からWeb会議に出ても恥ずかしくないメークアプリを開発。女性社員に限らず、男性社員や海外でも評価されている。
日経クロステック Special
What's New
経営
- ジェイテクトエレクトロニクスのDX事例
- NTTドコモ支援の実践型教育プログラム
- DXを成功に導くITインフラとは?
- NTTデータに優秀なデジタル人財が集まる理由
- 地域創生で重要になる「事業化」の視点とは
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- 先進都市対談>生成AIは行政DXの切札?
- 多様化する地域の課題解決に向けて議論
- 地域×テクノロジーでミライを共創する
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- 役所文化の変革!奈良市のデジタル市役所
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- イノベーションの起爆剤
- 石戸氏に聞く。生成AIを教育で使うには
- 次世代技術をもっとリアルに体感したいなら
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- ファンケルの躍進を支えたMAの徹底活用術
- 経営戦略と連動したシステムのあるべき姿
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は
- SAPプロジェクトの全体像をいかに描くか