IT分野で、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレー)を活用したシステムの話題が増えている。FPGAは半導体チップの一種で、特定の処理を高速に実行する用途に向く。FPGAとは一体何か、どんな特徴があるのか。エンジニアでない人でも知っておくべきFPGAの概要を解説する。
連載
FPGAって何?
目次
-
実はCPUもGPUも内蔵、いまどきのFPGAを知る
2回に渡ってFPGAについて説明してきた。最終回であるこの3回目では、実際のFPGAの種類や製品展開をもう少し細かく紹介する。以前は、多数のメーカーがFPGAないしそれに類したものを手がけていた。ただベンダーの買収や製品ラインの統合、売却なども相まって、現在ベンダーはそれほど多くない。
-
FPGAはどうやって機能を組み替えるのか
FPGAは、端的に言えばSRAMと配線の塊と言っても間違いではない。SRAMとはランダムアクセス可能なメモリーの一種で、記憶保持のための動作を必要としない点が特徴だ。なぜ、SRAMを使って回路が作れるのか、といったFPGAの本質的な話を今回は解説する。
-
FPGAは普通のプロセッサと何が違うのか
数年前から、FPGAに高い関心が集まりつつある。FPGAそのものは1980年代に初めて製品が登場しているから、もう30年ほどの歴史になるが、人気が上がり始めたのは2010年あたりからになる。これにはいくつかの理由がある。今回はFPGAの特徴と、利用が広がった理由を解説する。
日経クロステック Special
What's New
経営
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- 先進都市対談>生成AIは行政DXの切札?
- 多様化する地域の課題解決に向けて議論
- 地域×テクノロジーでミライを共創する
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- 役所文化の変革!奈良市のデジタル市役所
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- イノベーションの起爆剤
- 石戸氏に聞く。生成AIを教育で使うには
- 東芝が描くDXの道筋とその先の未来とは
- 次世代技術をもっとリアルに体感したいなら
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- ファンケルの躍進を支えたMAの徹底活用術
- 有識者に聞く>AIでの日本の勝ち筋とは
- 経営戦略と連動したシステムのあるべき姿
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は
- SAPプロジェクトの全体像をいかに描くか
- 経営戦略のためのDXとモダナイゼーション