2017年10月11日から10月13日まで、東京ビッグサイトで「ITpro EXPO 2017」が開催される。今年も会場内ステージ「メインシアター」では、様々なプログラムが予定されている。初日の午後3時には、「FinTech、2018年の展望」が予定されている。登壇者は日経FinTechの原隆編集長だ。

 「未来投資戦略2017」では、2020年6月までに80行程度以上の銀行がオープンAPIを導入することや、2027年6月までにキャッシュレス決済比率を倍増させ4割程度を目指すことがKPI(重要業績評価指標)として明記されている。

 しかし、こうしたKPIの達成に立ちはだかる壁は意外に高い。講演では、顕在化してきた課題を整理するとともに、2018年にFinTech市場に起こりうるシナリオを解説する。

 2年連続の銀行法改正をはじめ、次々と環境が整う国内のFinTech市場。だが、それを上回るスピードで変化が起きているのは昨今の報道を見ても明らかだ。2018年に向けて迫り来る課題、そしてその解決策とは。金融機関、ベンダー、スタートアップ企業、そして国、それぞれの展望を解説する。

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