Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureをはじめとするパブリッククラウドサービスの導入が進む一方で、一般にはまだまだクラウドの信頼性やセキュリティ、性能などについて懐疑的に見る目が残る。いかに社内を説得し、クラウド導入を推進するか。先行ユーザーの事例を基に方法を探る。
連載
クラウド導入 説得のツボ
目次
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現場の不安を払拭、クラウドで動くプロトタイプを早めに使わせる
経営層の承認を得てパブリッククラウド(以下、クラウド)の導入が決まったとしても、まだ課題は残る。利用部門の間では、クラウドへの不安や、システムを変えることへの抵抗感がくすぶっていることがある。
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「クラウドはオンプレミスよりも信頼性が低い」という誤解を解く
パブリッククラウド(以下、クラウド)の導入を阻む障壁の一つとして、信頼性に対する懸念がある。特に心配の種となるのが大規模障害だ。直近では2017年2月末から1カ月の間に、クラウドサービスの大規模障害が相次いで起きた。
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隠れたコストを洗い出す、クラウド導入前にすべきこと
パブリッククラウドの導入を阻む障壁の一つとして、前回はセキュリティへの懸念の払拭法を紹介した。今回はコストに対する懐疑的な見方をどう覆すかを、先行ユーザーの事例を中心に解説する。
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「クラウドは危ない」を払拭する金融機関のお墨付き
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)がAmazon Web Services(AWS)の大規模導入を発表したことに象徴されるように、パブリッククラウド(以降、クラウド)を導入する動きが、IT投資に積極的な一部の大手企業において目立ってきている。
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