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RPAツール総まくり

「野良ロボット」の増殖を防ぐRPAツール

島田 優子=日経SYSTEMS 2017/09/07 日経SYSTEMS

 RPA(Robotic Process Automation)は、人間が実行していた定型的な単純作業を、ソフトウエアを使って自動化する考え方だ。PCを操作して作業する従業員の代わりに、あたかも人間のような動きをするソフトウエアを開発して利用する。RPAで開発したソフトウエアを「ロボット」や「デジタルレイバー」と呼ぶこともある。

 RPAの実現を支援するツールが、相次ぎ登場したことで、多くの企業がRPAを導入しやすい環境が整いつつある。RPAツールには、ロボットの開発環境、実行環境、そして管理という大きく三つの機能がある。開発環境の機能によって、自動化できる対象アプリケーションが決まるのは既に解説した通りだ。

「野良ロボット」に注意

 対象アプリケーションとともにRPAツールの選択時にポイントとなるのが、RPAの導入範囲だ。ロボットによる業務効率化の対象を、人手の作業が多い部門に絞るのか、全社展開を見据えるのかなど、導入範囲によって選択すべきRPAツールは異なる。

 導入範囲が広がれば、開発するロボットの数が増える。その結果、管理者が全てのロボットを把握できなくなったり、保守運用ができなくなったりする。その結果、ロボット化した作業がブラックボックス化し、管理者不明の「野良ロボット」が出来上がる。

 かつてのEUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)で起こったような、無駄なプログラムの増殖や管理不能の状態を引き起こす問題を発生させかねない。それだけに、RPAツールの管理機能を上手に活用し“EUCの二の舞”を防ぐ必要がある。

 導入の手軽さを重視し、開発環境と実行環境、そして管理機能を一体化してデスクトップ向けソフトとして提供されている製品もある。RPAツールの導入時には、範囲を見据えて、RPAツールの実行環境と管理機能を押さえておくことが重要だ。

「RPA」と「RDA」を区別する

 RPAツールはロボットが主にサーバーで動く製品と、デスクトップPCで動く製品に分かれる。一般に、サーバー型のRPAツールが大規模での導入を想定し、デスクトップ型が部署単位など狭い範囲での導入を想定している。

 注意すべきは「RPA」と「RDA」の区別だ。RPAの「P」は「Process」を指し、導入範囲は業務プロセス全体となる。業務プロセス全体の自動化を目指しているのが、ロボットの動作にサーバーが必要なサーバー型のRPAツールだ。サーバー型のRPAツールの多くがロボットの管理機能を提供している。

 これに対して、小規模での利用を想定しているのがデスクトップ型のRPAツールだ。サーバー型のRPAツールと区別して、「RDA(Robotic Desktop Automation)」と呼ぶことも多い。

サーバー型とデスクトップ型のRPAツールの比較
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