使いやすさを売りにデビューして以来、PCの外部インタフェースを席巻した「USB」。そのUSBが転機を迎えている。最大10Gビット/秒のデータ転送、USB Type-Cコネクタ、そして最大100Wを扱える電力仕様と、何でもこなすインタフェースに成長。ケーブル1本でディスプレイからPC充電までこなすせるようになった半面、仕様の複雑化からつながらない機器が出始めた。USBは分かりにくいインタフェースになってしまうのか。肥大化したUSBの謎に迫る。