リアルタイムシミュレーションゲーム「Factorio」。資源がロケットになるまでの工程を自動化する。
リアルタイムシミュレーションゲーム「Factorio」。資源がロケットになるまでの工程を自動化する。
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 定型的な作業を繰り返したら、自動化する――。そんなITの鉄則が自然と身に付くゲームが「Factorio」だ。最終目的はロケットの製造。資源を採掘して加工し、ロケットを製造できる部品を量産する。自動化せずに達成するのはほぼ不可能だ。

5秒で分かる「Factorio」
製品名Factorio
ジャンルリアルタイムシミュレーション
概要ある惑星に墜落した主人公をプレイヤーが操り、脱出用のロケットを製造するのが目的。資源採掘から工場での生産、さらには敵性生物の退治までと、物流と兵站を整備するのが鉄則の自動化至上ゲーム。
学べるポイント定型作業を自動化する利点の体得
自動化する作業同士の依存関係を意識する重要性を把握
目的によっては手動が速い場面もあることを理解
日本語対応
価格20ドル(Steamでは税込み2300円)

 プレイヤーは墜落した宇宙船の乗組員という設定で、荒涼とした土地に放り出されるところから始まる。救いは資源だけは豊富なこと。木材や石、鉄、銅、水といったさまざまな種類の資源が埋まっている。

最初は資源だけ。プレイヤーを操り、右クリックで採掘する。斧を作ることで高速化できるが、ロケットは遠い。
最初は資源だけ。プレイヤーを操り、右クリックで採掘する。斧を作ることで高速化できるが、ロケットは遠い。
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