無線LAN部門の利用実態調査は、「無線LANアクセスポイント」(AP)と「無線LANコントローラー」(コントローラー)の二つのジャンルに分けて回答してもらった。
APの使用率1位は、バッファロー(29.9%)だった。同社はアクセスSWでも2位だった。ネットワークに業務パソコンをつなぐエッジのネットワーク機器ベンダーとして広く認識されているのだろう。2位には僅差でシスコ(27.7%)が入った。3位のNEC/NECプラットフォームズの使用率が7.8%で、1、2位のグループとは20ポイント近い差が付いた。
コントローラーの1位はシスコ(58.9%)だった。6割近い使用率は、今回の調査対象の中で最も高い。2位には、アルバネットワークス(13.5%)、3位にはラッカス・ワイヤレス(4.3%)が入った。
なおコントローラーには、UTMのような別の機器にその機能を搭載させたタイプや、AP同士が協調してコントローラーと同様の使い方ができるタイプも含めた。前者のタイプでは4位にフォーティネットが、後者のタイプでは5位に富士通がランクインしている。