ルーター部門の利用実態調査では、LANをインターネットやWANサービスとつなぐ「ルーター/ブロードバンドルーター」と、外部からのサイバー攻撃に備えて設置する「UTM▼/ファイアウオール」の2ジャンルに分けて回答してもらった。
ルーターの使用率1位は、ヤマハ(33.6%)。2位にシスコ(21.9%)、3位にNEC/NECプラットフォームズ(10.7%)が続く。
ルーターの上位6社は、前回調査と同じで、上位3社は使用率にも大きな差はなかった。複数のベンダーを組み合わせる必要がない機器だからだろう。
UTMの使用率1位は、フォーティネット(37.1%)だった。2位のパロアルトネットワークスが19.5%だったので、17.6ポイントもの大差を付けた。ただ前回と比べて、フォーティネットは4.9ポイント下げたのに対して、パロアルトは2.7ポイント上げた。3位には、前回2位のシスコ(14.3%)が入った。
Unified Threat Managementの略。複数のセキュリティ機能を持つネットワーク機器。