ソフトバンクグループの孫正義社長が率いる「10兆円ファンド」構想が動き始めた。人工知能(AI)やロボット、衛星インターネット。有望な新興ITベンチャー企業へ相次ぎ出資する。目指すは情報革命時代の「ジェントルマン」だ。
連載
ソフトバンクはジェントルマン
目次
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「寝る時間がもったいない」、孫社長が目指す世界とは
「この6、7年で世の中は決定的に変わった。この先はさらにすごい変革がやってくる。寝る時間ももったいなく、胸を躍らせている。ワクワクするような時代に生まれてきたことを幸運に思う」。ソフトバンクグループの孫正義社長は目を輝かせながらこう語る。
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日立や東電が使うIoTの老舗、OSIsoftはレガシーと最新ITをつなぐ
2017年5月31日(米国時間)にソフトバンクグループから出資を受けたと発表した米OSIsoft。同社は1980年の創業からデータ収集と分析のソフトウエアを製造業向けに提供してきた。
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衛星で40億人にネット環境を、米ワンウェブが孫氏が共有するビジョンとは
ソフトバンクグループが2016年12月に10億ドルの出資を発表した米ワンウェブ(OneWeb)は、900機の低軌道衛星を打ち上げ、地球全体をカバー範囲とした衛星インターネットサービスを2020年初頭までに始める計画だ。
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立地も施設開発もデータが命、共用オフィスのWeWork
ソフトバンクグループが最近出資した企業の中でも異彩を放つのが、コワーキングスペース(共用オフィス)運営の世界大手WeWork(ウィーワーク)だ。2018年初めにもサービスを始める日本法人代表に就任するクリス・ヒル氏に、日本での戦略を聞いた。
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ソフトバンク「10兆円ファンド」に集う同志の素顔
ソフトバンクグループの孫正義社長が率いる「10兆円ファンド」構想が動き始めた。人工知能やロボット、衛星インターネットなど、孫社長が有望とみる新興ITベンチャー企業に相次いで出資。出資するだけでなく孫社長の個性で起業家たちと人脈を築き、「同志的結合」(孫社長)を形成する。
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