x86サーバー市場が盛り上がっている。きっかけはAMDのサーバー向け新CPU「EPYC」だ。成功しなかった前世代から設計を一新、AMDは性能を大幅に向上させただけでなく、価格性能比もインテル製CPUより優れているとする。注目のEPYCについて、その成り立ちや詳細、サーバー市場への影響を解説する。
連載
EPYCでインテルに挑むAMD
目次
-
攻めたいAMD、サーバーベンダーはEPYCをどう見ているのか
前回の記事で解説した通り、米AMDのEPYCは技術的にはかなりサーバー市場で競争力のある構成になっている。ただ、サーバー市場はある意味非常に保守的でもある。AMDのプラットフォームはどこまで食い込めるのか。
-
AMDのEPYC、サーバー向けとしてどこが「すごい」のか
前回はEPYCの位置付けをご紹介した。今回は、そのEPYCはどれほどの競争力を持ちえる構造なのかを解説する。2017年3月に発表したRyzenと今回のEPYC、8月に発売される16コア/32スレッドの「ThreadRipper」と、AMDは3つのZenコアベースのCPUを投入する。これらが搭載して…
-
EPYCはどこに勝算があるのか、AMDのサーバー戦略を振り返る
米AMDはサーバー向け新型CPU「EPYC」を2017年6月20日に発表、同日より出荷を開始している。EPYCは、性能重視のサーバー向けとして演算コアの設計を一新した、AMDとしては久々に力の入ったCPUだ。AMDが、なぜ改めてサーバー市場に新製品を出したのか、これまでの経緯を含めて解説する。
日経クロステック Special
What's New
経営
- 「クラウド時代のあるべき運用」を熱く議論
- 大企業にもキントーンの導入が進む理由
- 製造業DX「データドリブン経営成功のシナリオとは」
- NTTドコモ支援の実践型教育プログラム
- ジェイテクトエレクトロニクスのDX事例
- DXを成功に導くITインフラとは?
- NTTデータに優秀なデジタル人財が集まる理由
- オリックス銀行×富士通時田社長 特別鼎談
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- イノベーションの起爆剤
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は
- SAPプロジェクトの全体像をいかに描くか