プロジェクトマネジャーの仕事には適切な道具が欠かせない。きちんとした道具選びができていると、作業の流れがスムーズになったり、チームがまとまって品質が高まったりする。できるプロジェクトマネジャーが持つ「こだわりの道具」とその活用術を紹介する。
できるプロマネの道具箱
目次
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できるプロマネ、仲間とゲーム感覚でタスクを洗い出す
オープンストリームの岡本浩一氏
タスクの洗い出し、スケジュール作成作業にメンバーを巻き込むため、オープンストリームの岡本浩一氏はふせん紙や模造紙、プランニングポーカーといった、アナログな道具を活用する。
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できるプロマネはOneNoteで思考過程をレビューする
ウルシステムズの植田 淳氏
ウルシステムズの植田 淳氏は米Microsoftのデジタルノートアプリケーション「OneNote」をチームで活用する。ドキュメントを作るメンバーの思考過程を把握するためだ。
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できるプロマネの金曜日、マインドマップでタスクを洗い出す
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの小島英剛氏
複数のプロジェクトが同時並行で進むとタスクが入り乱れる。日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの小島英剛氏は、マインドマップと手帳でタスクの整理整頓をしている。
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停滞した定例会議、できるプロマネが魔法のA4用紙で活性化
NECソリューションイノベータの岡部裕之氏
週1回の定例会議を活性化するため、NECソリューションイノベータの岡部裕之氏は「アジェンダシート」と呼ぶ、A4用紙に両面印刷した会議資料を作成している。
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敏腕プロマネはチャットボットに叱ってもらう
インテックの松山浩明氏
インテックの松山浩明氏はチャットツール「Slack」を使って、システム監視のアラート通知を自動化している。これにより、24時間の障害対応を最小の時間でこなせるようにした。
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電話会議をハンズフリーにすべきたった一つの理由
SCSKの中村正親氏
電話会議は使い方を工夫しないと、逆に効率化の足を引っ張る。SCSKの中村正親氏は耳掛け式のBluetoothヘッドセットを活用して、スムーズに意思決定ができる電話会議を実践する。
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「Redmineは大げさ、Excelでは頼りない」に向くツールとは
サイオステクノロジーの武井宜行氏
サイオステクノロジーの武井宜行氏はGoogle Appsのスプレッドシートを使って、「ExcelとRedmineのいいとこ取りで使える」課題管理表を自作した。移動中に一覧してチェックを済ませる。
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カフェでの電話会議にはノイズキャンセル機能が必須
ヒューレット・パッカード エンタープライズの林 恵子氏
子供を迎えに行くため、夜7時には帰宅する。これを実現したのが、ノイズキャンセル機能付きヘッドホンをはじめとした客先の空き時間や移動中に会議を済ませるための道具だ。
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できるプロマネはホワイトボードを肌身離さず
OKIの平本美智代氏
「今の話、絵で説明してくれないかな」。OKIの平本美智代氏は、ノート型のホワイトボードを手に、座席で打ち合わせをしている相手(チームメンバー)にこう問いかける。
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