2017年7月19日~21日に開催された「インバウンド・ジャパン2017」のレポート記事です。
インバウンド・ジャパン2017レポート
目次
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「恐れず政教連携しよう、地元の神社仏閣こそ観光資源」、伊勢市や神社本庁が議論
インバウンド・ジャパン 2017
国内で20万に達するともいわれる神社仏閣を観光資源としてどう活用し、その魅力を外国人観光客にどう伝えるか。都内で2017年7月21日まで開催された「インバウンド・ジャパン 2017」では、「神社仏閣インバウンドの未来 ~伊勢市モデルの可能性」と題したパネルディスカッションが最終日に開かれ、伊勢市や…
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インバウンド誘客を成功させる秘訣は「デジタル目線」×「海外目線」
海外からの観光客獲得のためにデジタル技術をどう活用すべきか--。2017年7月21日に開催された「インバウンド・ジャパン 2017」のテーマセッション「デジタル解析と外国人視点で高めるインバウンド力 ~Diamond Route Japanの事例より」では、その答えを探るヒントが示された。
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ANAグループのインバウンド戦略、地方自治体や政府との連携生かす
インバウンド・ジャパン2017
オールニッポンで団結し、「観光先進国ニッポン」を実現していきましょう――。全日本空輸(ANA)の平子裕志社長は2017年7月21日、「インバウンド・ジャパン 2017」に登壇し、地方自治体、政府機関などとの関係性やANAグループのリソース(資源)を生かしたインバウンド戦略を紹介した。
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「アクティビティーでリピーター獲得を」、ジャパンインバウンドソリューションズ中村社長
インバウンド・ジャパン 2017
「訪日観光だけがインバウンドではない。もっと広い視野を持ってほしい」――。ジャパンインバウンドソリューションズの中村好明社長は2017年7月21日、「インバウンド・ジャパン 2017」(主催:日経BP社)の講演で、留学や就労、越境EC(電子商取引)などを含めてインバウンド戦略を考えるべきだと訴えた…
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リノベを起点に地域資産を再構築、ブルースタジオ大島氏が語る「人が主役」のまちづくり
インバウンド・ジャパン2017
空き家のリノベーションで地域交流の場を生み出し、海外からの旅行者をも巻き込むまちづくりへと結び付ける――。ブルースタジオの大島芳彦専務取締役は、「インバウンド・ジャパン2017」で2017年7月21日、「リノベーションによる地域価値の再生 - 人が主役の小さなまちづくり」をテーマに講演した。
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ロボット219台で世界一生産性の高いホテルを目指す
「変なホテル」で取り組む未来型サービス業の実験
ハウステンボスが運営する「変なホテル」がオープンして丸2年が過ぎた。同社変なホテル事業開発室総支配人の大江岳世志氏は2017年7月21日、「インバウンド・ジャパン2017」の基調講演で、「利用者が飽きることのないように、日々新しい取り組みに挑んでおり、高い稼働率を保っている。外国人旅行者の利用も増…
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クチコミサイトから見えるインバウンドの動向、トリップアドバイザー牧野氏が講演
「旅行者の80%が、まずはインターネットで情報を収集している」――。2017年7月20日、「インバウンド・ジャパン2017」(主催:日経BP社)の講演で登壇したトリップアドバイザーの牧野友衛代表取締役はこのように切り出し、旅行クチコミサイトを運営する中で見えたインバウンドの現状や、旅行者が書き込む…
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越境ECのビィ・フォアードが海外で売るために取り組んだIT化
インバウンド・ジャパン2017
中古車輸出のビィ・フォアードは2017年7月20日、「インバウンド・ジャパン 2017」の講演で同社の越境ECを成功に導いた施策や海外市場で自社製品・サービスの認知度を高める工夫を説明した。講演には、ビィ・フォアードの山川博功代表取締役が登壇。同社のこれまでの取り組みに触れながら、越境ECサイトを…
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インバウンド「第2フェーズ」、訪日4000万人時代の百貨店とは、J.フロントリテイリング山本社長
インバウンド・ジャパン2017
2015年ごろまでが日本のインバウンドの「第1フェーズ」、現在は「第2フェーズ」に移行しつつある――。J.フロントリテイリングの代表執行役社長である山本良一氏が2017年7月20日、「インバウンド・ジャパン2017」で講演し、訪日外国人旅行者に対する同社の取り組みを語った。
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ガストロノミーで「一次産業=クール」を浸透させる、鶴岡市の挑戦
インバウンド・ジャパン2017
文化と料理の関係を考察する「ガストロノミー」を、インバウンドにどう生かすのか。インバウンド市場の総合展示会「インバウンド・ジャパン2017」で2017年7月20日、ガストロノミーによる国際交流をテーマにしたパネルディスカッションが行われた。
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中国EC市場攻略には政策理解が必要、アイスタイル吉田氏
インバウンド・ジャパン 2017
世界最大のEC(電子商取引)市場、中国。同市場の攻略には政府の政策への理解が必要だ――。中国istyle China 董事長兼総経理の吉田直史氏は2017年7月19日、「インバウンド・ジャパン 2017」(主催:日経BP社)に登壇し、中国EC市場について講演した。同社は、化粧品情報サイトを手がけるア…
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東北への観光客誘致に様々なアプローチ、東日本旅客鉄道の清野智会長
インバウンド・ジャパン2017
2017年7月19日、東京ビックサイトで開催された「インバウンド・ジャパン2017」(主催:日経BP社)で東日本旅客鉄道(JR東日本)の清野智会長が登壇。同社の4つの主力事業である「鉄道」「生活サービス」「IT・Suica」「鉄道車両製造」に加えて、「第5、第6の柱を作っていく必要がある」と話し、…
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地方こそテクノロジーとの融合が活性化の鍵、自治体首長やテクノロジー企業幹部が議論
インバウンド・ジャパン2017
東京五輪・パラリンピックを機に、いかに地域の魅力を発信し活性化できるか――。「インバウンド・ジャパン2017」(主催:日経BP社)で2017年7月19日に開催した特別セミナー「自治体の悩みを解決!全国自治体企画会議」で、自治体首長やテクノロジー企業幹部が先進的な事例を交えながら議論した。
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「防災ツーリズムで東北地方に外国人旅行者を誘客」、日本航空の大西賢会長
インバウンド・ジャパン 2017
「訪日外国人旅行者は2010年から2016年にかけて全国平均で2.7倍に増えたが、東北地方は1.4倍にしか増えていない。東北地方ならではの施策として、防災を学べる防災ツーリズムに注力する」――。日本航空の大西賢取締役会長は2017年7月19日、「インバウンド・ジャパン 2017」で講演し、急増する…
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環境問題を隠さないという逆転の発想
宗像大社宮司・葦津敬之氏が語る「神宿る島」世界遺産登録
宗像大社宮司の葦津敬之氏は2017年7月19日、インバウンド市場の総合展示会「インバウンド・ジャパン2017」で「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産への登録決定までの取り組みを語った。
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