スマホから1日単位で加入できる損害保険、健康状態に応じて加入後も料率が変動する生命保険──。保険をITで変革する「インシュアテック」の取り組みが熱を帯び始めた。AI(人工知能)による精緻なリスク分析やIoTを活用した健康データの取得など、新技術が伝統的な業界構造に変革を迫りつつある。保険自由化から約20年、ITを軸に保険会社の新たな競争の幕が開いた。
連載
AIとIoTで保険も進化
目次
-
保険会社はプラットフォームに進化する
被保険者が禁煙活動や日々の運動で成果を上げたら、その見返りに保険料を割り引いたり、様々な特典を与えたりする――。住友生命保険は、こんな保険商品の開発を進めている。
-
健康になるほど保険料が安くなるカラクリ
あなたの健康年齢は43歳です。実年齢は48歳ですから、保険料は下がります――。第一生命ホールディングスの100%子会社であるネオファースト生命保険が2016年12月に発売した「カラダ革命」が好調だ。
-
生損保「インシュアテック」に動く
インシュアテックとは保険(Insurance)とITをかけ合わせて、これまでにない保険商品を開発したり高度な保険業務を実現したりする取り組みの総称だ。金融とITをかけ合わせたFinTechに続き、2016年ごろから日本でも動きが活発になり始めた。
-
スマホで加入、国内初のオンデマンド損保
スマホから1日単位で加入できる損害保険、健康状態に応じて加入後も料率が変動する生命保険──。保険をITで変革する「インシュアテック」の取り組みが熱を帯び始めた。
日経クロステック Special
What's New
経営
- NTTドコモ支援の実践型教育プログラム
- ジェイテクトエレクトロニクスのDX事例
- DXを成功に導くITインフラとは?
- NTTデータに優秀なデジタル人財が集まる理由
- 地域創生で重要になる「事業化」の視点とは
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- 先進都市対談>生成AIは行政DXの切札?
- 多様化する地域の課題解決に向けて議論
- 地域×テクノロジーでミライを共創する
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- 役所文化の変革!奈良市のデジタル市役所
- イノベーションの起爆剤
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- 石戸氏に聞く。生成AIを教育で使うには
- 東芝が描くDXの道筋とその先の未来とは
- 次世代技術をもっとリアルに体感したいなら
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- ファンケルの躍進を支えたMAの徹底活用術
- 経営戦略と連動したシステムのあるべき姿
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は