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野菜テック

AI植物工場のノウハウを輸出、売り上げ3倍増へ (2/5)

スプレッド 稲田信二社長

田中 淳=日経コンピュータ 2017/08/08 日経コンピュータ
人工光型植物工場の「亀岡プラント」
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 同社はこれらのレタスを京都府亀岡市にある人工光型植物工場の「亀岡プラント」で生産している。約4800平方メートルの敷地で、生産量は日産2万1000株に上る。「レタスの生産にかかる日数は通常40日前後。露地栽培だと夏で60日、冬だと90日かかると言われる。露地栽培では通常、収穫できるのは年2回だが、工場では年8回以上作れる計算だ」と稲田社長は話す。

 いま同社は2018年の本格稼働に向けて、京都けいはんな地区(京都府木津川市)に二つ目の工場「テクノファームけいはんな」を建設中だ。稲田社長は新工場に関して「海外へのグローバル展開を見据えて、農業×ITの最先端工場にしていく」と意気込む。

 同工場では、育苗から収穫までの栽培工程を自動化。LED照明や水のリサイクル技術、最新の環境制御技術も活用して、生産量を1日当たり3万株と亀岡プラントの約1.5倍に増やす一方、工場の運用コストは亀岡プラントの30%削減を狙う。さらに同工場の生産システムを「Techno Farm」という名称で国内外にフランチャイズチェーン展開し、IoTやAIを使って連携していくことを目指している。

 稲田社長に植物工場ビジネスの現状やITに関する期待を尋ねた。

スプレッドの稲田信二社長
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もともと流通業を手掛けていたそうだが。

 2001年から野菜の流通業を手掛けている。全国約200カ所の卸売市場向けに野菜の転送事業を手掛けるトレードを皮切りに、仲卸向けに販売するディール、物流事業のクルーズなどをトレードグループの企業として設立した。

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