人が運転するトラクターと「ロボットトラクター」(右)による協調作業。2台を1人でコントロールできる無人走行システムを搭載。2016年の「ロボット大賞(農林水産大臣賞)」を受賞した(写真提供:ヤンマー)
人が運転するトラクターと「ロボットトラクター」(右)による協調作業。2台を1人でコントロールできる無人走行システムを搭載。2016年の「ロボット大賞(農林水産大臣賞)」を受賞した(写真提供:ヤンマー)

 ヤンマーが長年培ってきたエンジンや船舶の遠隔監視技術を、主力事業である農機や建機に展開する。IoT(モノのインターネット)の進化を前面に打ち出し、攻めに転じる。さらには独自の無人ヘリをドローンと組み合わせ、農作業の劇的な効率化に挑む。収集したデータは分析ツールを駆使して有効活用する。

写真撮影:太田 未来子(2014年に完成した新本社ビル「YANMAR FLYING-Y BUILDING」)
写真撮影:太田 未来子(2014年に完成した新本社ビル「YANMAR FLYING-Y BUILDING」)