総務省は2017年7月4日、2016年度の通信市場の検証結果(案)を公表した。移動系では「格安スマホ」に代表されるMVNO(仮想移動体通信事業者)が堅調に広がり、固定系ではNTTドコモとソフトバンクの光回線のシェア拡大が目立ってきた。総務省が公表したレポートはまだ意見募集のステータスではあるが、200ページ以上にわたる報告の中から注目ポイントをいち早く紹介する。
連載
検証 通信市場
目次
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光回線は安くならない?卸料金の適正性を検証へ
総務省が公表した2016年度の通信市場の検証結果(案)では、光回線の料金の低廉化が進展していない点を問題提起した。中でもNTT東西が展開する「光コラボレーションモデル」は卸料金を値下げするインセンティブが働かず、低廉化を期待できない状況と結論付けた。
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携帯大手の寡占が光回線にも、SoftBank Airは100万件突破
総務省が2017年7月4日に公表した2016年度の通信市場の検証結果(案)のうち、今回はNTT東西が展開する光回線の卸提供サービス「光コラボレーションモデル」(光コラボ)に焦点を当てる。
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携帯大手の料金、ユーザーの4割超が不満
総務省が2017年7月4日に公表した2016年度の通信市場の検証結果(案)では、携帯電話大手3社の契約数に占めるMVNO(仮想移動体通信事業者)の比率が新たに明らかとなった。利用者アンケートでは、MVNOへの不満がそれほど高くないことも判明した。
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MVNOの純増数はほぼ横ばい、暗躍するY!mobile
総務省は2017年7月4日、2016年度の通信市場の検証結果(案)を公表した。移動系では「格安スマホ」に代表されるMVNO(仮想移動体通信事業者)が堅調に広がり、固定系ではNTTドコモとソフトバンクの光回線のシェア拡大が目立ってきた。
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