2020年の商用化に向け、5G(第5世代移動通信システム)の実証実験が本格化してきた。とはいえ、現状では高速・大容量、低遅延、多数接続といった特徴を生かした“5Gならでは”のユースケースは少ない。ユーザーにとっても価値が分かりにくい面がある。実証実験を通じて課題を吸い上げ、本番までにいかにブラッシュアップできるかが鍵となりそうだ。