(出所:日本テラデータ)
(出所:日本テラデータ)
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 ビジネスのデジタル化が加速し、センサーなどからのデータ活用も一般化することで、ビッグデータという言葉も目新しいものではなくなりました。多くの企業で、データという新たな資産が増加し、データの分析、さらには高度な統計解析を含む「アナリティクス」に積極的に取り組み始めています。

 一方で、「アナリティクスの効果や価値が直感的に理解できない」といった導入への敷居の高さを問題にする声も耳にします。社内でアナリティクスを推進しようにも、十分な理解が得られず、投入できるリソースに限りがあるというのが実態のようです。

 そこで、今までアナリティクスに携わっていなかった方々や、アナリティクスに抵抗感を持っていた方々の興味を喚起するため、テラデータでは、「アートオブアナリティクス」を提唱しています。実際のアナリティクス・プロジェクトの結果をアートのように表現することで、データや分析の知識がない方々にも、その効果を直感的に理解していただくことを目指しています。

 今回は、サイバー攻撃の因果関係をアートにした「ザ・スターゲート」やツイッター攻撃を表現した「嵐の目」など5つのアートをご紹介します。

 ここでのアーティストは、いつもは顧客の課題解決に取り組む、各業種ビジネスに精通したインダストリー・コンサルタントや、テラデータの最新のテクノロジーを活用してデータを扱い、ビジネス価値へと導くデータサイエンティストたちです。それぞれが担当するアナリティクス・プロジェクトでの結果を、分析ソリューション「Teradata Aster」と分析結果を視覚的に表現できるビジュアライゼーションツールの「Aster Lens」を活用してアートとして表現しました。

 これらのアートの作成に当たっては、顧客企業に許可をもらってデータを分析し、エンドユーザーの方々の個人情報については、匿名化を施しています。