少子化で若手採用が思うように進まず、IT業界の人手不足は続く。ここに来て、50代のSEに活躍の場を増やして「生涯現役」をうたう企業が増えている。厚生労働省の調査では、IT業界(情報サービス産業)で働く人の17%は50代以上だ。かつては人件費抑制や人事の渋滞解消で攻撃対象にされてきたが、今や50代の活躍抜きには会社が存続しない時代に入ってきた。