社内ネットワークを運用していると、残念ながら起こってしまう予期せぬトラブル。その原因は様々だ。ネットワーク担当者は、できるだけ早くトラブルの原因を突き止め、復旧させなければならない。
では、どんな原因でネットワークトラブルが発生し、担当者はどのように対処しているのか。ユーザーアンケートの結果を基に、ネットワークトラブルの傾向を分析。実際にトラブルに直面し、解決に奮闘したユーザーの事例とともに紹介する。
社内ネットワークを運用していると、残念ながら起こってしまう予期せぬトラブル。その原因は様々だ。ネットワーク担当者は、できるだけ早くトラブルの原因を突き止め、復旧させなければならない。
では、どんな原因でネットワークトラブルが発生し、担当者はどのように対処しているのか。ユーザーアンケートの結果を基に、ネットワークトラブルの傾向を分析。実際にトラブルに直面し、解決に奮闘したユーザーの事例とともに紹介する。
トラブル原因:無線LANアクセスポイント
社内ネットワークが遅いという不具合が発生した。ネットワークコマンドやパケットキャプチャーを実行して、不具合の原因を突き止めた。原因は無線LANアクセスポイントだった。
トラブル原因:DHCPサーバー
管理者が気付かないうちに、不正なDHCP応答をばらまくDHCPサーバーが稼働していた。ネットワーク機器のMACアドレステーブルなどを丹念に調べ、原因を特定した。
トラブル原因:ループ
オフィスの全パソコンが突然、サーバーやインターネットにつながらなくなった。基幹スイッチのLANケーブルを1本ずつ抜いて、原因箇所を絞り込み、会議室内でループを発見した。
企業のシステム担当者にとって、頭を悩ますのがネットワークトラブル。従業員から「インターネットにつながらない」「ファイルサーバーにアクセスできない」「メールを送信できない」など、様々な声が飛び込んでくる。トラブルの原因は何か。どう対処しているのか。アンケートの結果から実態を探った。