スマートフォン向けプロセッサで95%超のシェアを誇る半導体設計大手の英アーム(ARM)がエンタープライズ分野に再挑戦する。米インテル(Intel)の盟友として「Wintel」の時代を築いたソフトウエア最大手の米マイクロソフトとサーバー最大手の米ヒューレット・パッカード・エンタープライズと組んでインテルの牙城に攻め込む。サーバー市場でのシェアを現在のほぼゼロから4年後の2021年までに25%まで引き上げる狙いだ。アームとインテルの「AI戦争」の号砲が鳴った。