世界には多くの「伝説的経営者」と評される人物がいるが、アンドリュー・S・グローブも間違いなくその1人だろう。ハンガリーから移民として米国にやってきた彼は、1968年にインテルに入社し、79年に社長就任、87年には社長兼CEOの座に就く。そして同社の事業を大胆に転換し、その後の繁栄をもたらす立役者となった。惜しくも昨年、79歳で亡くなったが、スタンフォード大学経営大学院で24年にわたって教鞭を執るなど、後進の育成にも力を入れていた。
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