Javaが企業システムの構築に欠かせない言語となってから15年以上経つ。2017年9月にはデスクトップ向け、企業向けともにJavaの新版が登場する。一方で登場から15年経ち、「Struts2」の脆弱性を悪用した攻撃による情報漏えいが絶えないなど、Javaシステムの弱点も浮上している。今後Javaを使ったシステムをどうすべきかを明らかにする。
連載
どうする?Java
目次
-
進化するSpring、「塩漬けJavaシステム」には不向き
Spring Frameworkに加え、Spring BootやSpring Cloudなどを相次ぎ提供するJavaフレームワークのSpringは、今何を目指しているのか。開発を担うPivotalジャパンの担当者にSpringの進化の方向性などを聞いた。
-
Java EE 8はマイクロサービス推し、どこが良くなった?
4年ぶりの新バージョンとなる「Java EE 8」、機能拡張の目玉はマイクロサービスの支援機能だ。機能拡張の狙いや、メリットを担当者に聞いた。
-
Javaフレームワークの選択、「カギはマイクロサービス」
今後もJavaは企業向けシステム開発に欠かせない言語であり続けるのか。日本に2人しかいない「Java Champion」の1人である日本マイクロソフトの寺田佳央氏に「企業向けシステムとJava」の今後について聞いた。
-
4年振りに「Java EE」の新版登場、「SE」は2カ月遅れに
デスクトップ向けのJavaの標準仕様である「Java Standard Edition(SE)」企業向けJavaの「Java Enterprise Edition(EE)」の新版がともに2017年中に新版が登場する。新しいJava標準の特徴を押えよう。
-
迫るサポート終了、Javaシステムは見直し必至
企業向けシステムの開発言語として、Javaが使われるようになってから15年。これまで利用されてきたJavaの環境にサポート切れが押し寄せている。企業は今、Javaシステムの見直しが迫られている。