IoT(インターネット・オブ・シングズ)、ワークスタイル変革、クラウド、ビッグデータ、モバイル、セキュリティなど、ICTの最新トレンドにフォーカスする総合展「Cloud Days 札幌 2017」(主催:日経BP社)が2017年6月13日、札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)で開幕した(写真)。59社が出展・協賛し、2日間にわたって29セッションに及ぶキーノートやセミナーを開講する。

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 初日午前10時からのキーノートスピーチでは、農業ITベンチャーであるファームノートの小林晋也代表取締役が、AI(人工知能)、ウエアラブルデバイス、クラウドなどの活用や、現在取り組んでいる「Internet of Animals」事業などについて伝えた。

 同じく初日13時からのキーノートスピーチには、テレワークマネジメントの田澤由利代表が登壇する。「『働き方改革』を成功に導くテレワーク~『時間あたりの生産性向上』と『人材確保』」と題して、テレワーク導入の勘所などを紹介する。

 この日の午後4時10分からは、タレントの足立梨花さんが登場。「もし、足立梨花が情シス部長だったら?~タレントと実現する、超デジタル変革~」と題する特別企画で、足立さんがもし情報システム部長だったらどんなデジタル変革を実現するのか、野村総合研究所コンサルティング事業本部ICT・メディア産業コンサルティング部上級コンサルタントの鈴木良介氏が解説する。本特別企画への参加は抽選制で申し込みは終了している。

 続く2日目(6月14日)の午前10時からのキーノートスピーチでは、「テクノロジー×営業力の向かう先~AIをはじめとした先端テクノロジーの活用~」と題して、IDOM執行役員の北島昇氏が講演。2016年7月にガリバーインターナショナルから社名を変更した同社における、AIなどの先端テクノロジー活用について紹介する。

 2日目午後16時からのキーノートスピーチには、総務省北海道総合通信局情報通信連携推進課長の竹内友宏氏、野村総合研究所コーポレートイノベーションコンサルティング部主任コンサルタント栗生澤亜希氏が登壇。ベンチャー企業などの事業育成・研究開発支援制度である「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム(I-Challenge!)」について、事例紹介などを交えて説明する。

 Cloud Days 札幌 2017は、ワークスタイル変革 札幌 2017、IoT Japan 札幌 2017、セキュリティ 札幌 2017、ビッグデータEXPO 札幌 2017、モバイル&ウエアラブル 札幌 2017、の各専門展で構成するICTの総合展。同展の模様は適時、ITproで速報する。