多くのITの現場で人手不足が顕著になっている。現場のリーダーたちも「人が足りない」と口をそろえる。だが、そんな逆境を乗り切り、プロジェクトを成功に導くリーダーも確かにいる。彼らが実践するさまざまなワザを紹介する。
連載
人手不足を乗り切る
目次
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人手不足に拍車をかける五つの問題発言
人手不足のときに取るべき三つめのアプローチは、時間ロスの芽を摘み取ること。メンバーの報告に五つの要素が含まれていたら、時間ロスの兆候だ。「早めに実態をつかみ、手を打つ必要がある」とアビームコンサルティングの矢野智一氏は話す。
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“七人の侍”を育てて人手不足に勝つ
人手不足のプロジェクトでは、個々のメンバーに高い生産性が要求される。だからといって、エース級の人材を集めても、案外うまくいかない。高い生産性を実現する極意として、NTTデータの畔柳 健氏は「“七人の侍”を作る」と話す。
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人手不足を解消する「よい手抜き」
人手不足のプロジェクトを乗り切ったリーダーたちの“定跡” は、「よい手抜き」を考えてみること。例えば、工数の割にプロジェクトの目的達成にさほど影響しないタスクがある。こうしたやらずに済むタスクを見つけたら、手抜きをすればよい。
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「10人応援を頼んでも2人しか来ない」IT現場の悲鳴
ITの現場で人手不足が顕著になっている。現場からは「パートナー企業に10人の応援を要請しても2、3人しか集まらない」「計画を立てた直後に中核メンバーを他のプロジェクトに取られた」といった悲鳴が上がる。だが、そんな逆境さえも前向きに捉え、人手不足を乗り切るリーダーも確かにいる。
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